【コラム】コロナ離婚について

2020-04-18

こんにちは。

 

コロナウィルスの感染広がりがなかなかおさまらず、大変な状況になっております。

 

コロナの影響により、テレビ、インターネット等では

コロナ離婚という単語をよく聞くようになりました。

実際に、コロナを契機に離婚に傾く流れはあると私も認識しています。

 

ただ、率直な感想としては、タイミングがコロナということであって、

多くの場合は、実際にはそれまでの夫婦生活、婚姻生活の

積み重ねの結果であろうと思います。

 

弁護士として、多くの離婚案件を男性側、女性側から見てきていますが、

婚姻生活で大事なのは日頃からのコミュニケーション、

お互いにやってくれていることへの感謝の気持ち等ではないかと感じています。

 

例えば、育児に関して言えば、女性が主たる監護者、要は中心的な役割を果たしている

家庭が多いと思いますが、女性の相談では、夫が育児に無関心とか、

いいとこ取りしてるだけとか聞くことが多いです。

男性側に聞くと、そんなことはないということが多いですし、

実際そうなのだとしてもどうして女性側が怒っているのか分かりますか、

という辺りで色々お話をさせて頂くこともあります。

 

男性でも女性でも、何で自分が離婚を言われているか分からないという方も多いですし、

ご相談者の方とは、法律論のところのみではなく、気持ちの面も含めて、

丁寧にお話を聞きつつ一緒に今後を考えていきましょうという

スタンスで相談を受けています。

 

悩むことがあれば離婚に限らず、交通事故、相続、遺言、成年後見、債務整理その他

お気軽にご連絡ください。