【コラム】養育費算定票の改訂版が公開されました
こんにちは。
年末となり、事務所の仕事も慌ただしくこなしています。
さて、一昨日の23日に最高裁の司法研修所が、養育費算定表を見直した
改訂版を公表しました。
その結果、養育費の金額は全般的に上がることになりました。
どの程度上がるかは当事者双方の収入によりますが、例えば私が担当している
離婚調停事件では新算定表の公表により、それまでの話合いをしてきた金額
よりも1万数千円上がることになりました。
養育費を算定するには、大人の生活指数を100、14歳までの子の生活指数を
55、15歳以上の生活指数を90とした上で、各収入に対応して計算をして
きました。
新算定表では、14歳までの子の生活指数を62、15歳以上の生活指数を85
として計算することになります。
離婚をする際に、監護者となることが多い女性側に多く生じる問題として、経済的
な問題があります。
養育費が上がることは、そのような家庭の子の福祉のためになることが期待されて
います。
最近、私が担当している離婚案件では、新算定表の公表を控えて養育費の判断を留保
していた案件がいくつかありますが、今後は新算定表に基づく主張をしていくことに
なります。
さて、私生活では6ヶ月になった二女が抱っこが大好きになってきて、目が合うと何か
抱っこを期待しているなという目をするようになり、抱っこをしないと泣くようになって
きて、何だかちょっと大変になってきました。
長女も抱っこが好きで、最近は私があぐらで座ってる上に長女が座り、その上に二女を乗せる
というスタイルが長女のお気に入りになっています。
幸せな時間ですが、結構重いので、足がしびれてきます。