【コラム】養育費算定票の改訂版が公開されました

2019-12-26

こんにちは。

年末となり、事務所の仕事も慌ただしくこなしています。

 

さて、一昨日の23日に最高裁の司法研修所が、養育費算定表を見直した

改訂版を公表しました。

その結果、養育費の金額は全般的に上がることになりました。

どの程度上がるかは当事者双方の収入によりますが、例えば私が担当している

離婚調停事件では新算定表の公表により、それまでの話合いをしてきた金額

よりも1万数千円上がることになりました。

 

養育費を算定するには、大人の生活指数を100、14歳までの子の生活指数を

55、15歳以上の生活指数を90とした上で、各収入に対応して計算をして

きました。

新算定表では、14歳までの子の生活指数を62、15歳以上の生活指数を85

として計算することになります。

離婚をする際に、監護者となることが多い女性側に多く生じる問題として、経済的

な問題があります。

養育費が上がることは、そのような家庭の子の福祉のためになることが期待されて

います。

 

最近、私が担当している離婚案件では、新算定表の公表を控えて養育費の判断を留保

していた案件がいくつかありますが、今後は新算定表に基づく主張をしていくことに

なります。

 

さて、私生活では6ヶ月になった二女が抱っこが大好きになってきて、目が合うと何か

抱っこを期待しているなという目をするようになり、抱っこをしないと泣くようになって

きて、何だかちょっと大変になってきました。

長女も抱っこが好きで、最近は私があぐらで座ってる上に長女が座り、その上に二女を乗せる

というスタイルが長女のお気に入りになっています。

幸せな時間ですが、結構重いので、足がしびれてきます。