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【コラム】面会交流について考えてほしいこと

2019-11-24

こんにちは。

 

そろそろ紅葉の季節だなあと思っていましたが、週末の天気が悪いみたいで

どこかに出かける予定も立てられませんね。

 

さて、離婚の案件で多く問題になるのが面会交流です。

子と会いたいという相談もあれば、子と会わせたくない、子が嫌がっているという

相談もあり、面会の具体的方法の取り決めが問題になることもあります。

夫婦も子も様々なので一概には言えませんが、子の面会の意義というものとして、

子が親から大切にされているという実感を持つことだと思っています。

子が両親から大切にされている、愛されていると感じる機会を持つことで、子の心に

自己肯定感を育むことが出来るし、自己肯定感は今後の人生を幸せに生きていくために

必要不可欠のものだと思います。

面会交流の問題を考える時にこの視点を夫婦両方に持ってもらいたいと考えています。

面会はあくまでも子の利益の為であって、子と同居している親には子に愛されている

という実感を持ってもらうことは何より重要なことだと理解をしてもらいたいですし、

反面、面会を求める親にも、面会はあくまでも子の利益のためであって、会いたい親の

寂しさを埋めたり、自尊心をみたすためのものではないということを理解してもらい

たいと考えています。

事案は色々ですが、夫婦間の葛藤とは別に、子に愛されている、大切にされているという

感覚を持ってもらうためにという事を考えていくことが重要だと思っています。

そうは言っても、別居に至るまでに色々な経緯があって、別居に至っていますので、

そう簡単ではないのですが。

なお、子の意思については家庭裁判所で家庭裁判所調査官の調査が実施されることも

ありますが、それについても後日触れたいと思います。

なお、児童の権利条約9条3項は、「「締結国は、児童の最善の利益に反する場合を除くほか、

父母に一方又は双方から分離されている児童が定期的に父母のいずれとも人的な関係及び

直接の接触を維持する権利を尊重する」と規定しています。

色々な事案があるのですが、まずは、ご相談者の方の事情をよくお聞きして、その方にとって

最もよい解決方法を一緒に探っていきたいと考えておりますので、お悩みの方にはどんどん

相談をしてもらいたいと考えています。

【コラム】交通事故の慰謝料と通院期間

2019-11-16

こんにちは。

最近は我孫子の事務所周辺も選挙カーの演説でとても賑やかです。

 

さて、交通事故の相談ではよく慰謝料の金額について聞かれます。

慰謝料には低めの自賠責基準、高めの赤い本基準(裁判基準)があり、

裁判前の示談交渉ではその中間で示談することが多くあります。

そしてそれらの基準ではいずれも治療期間の長さに応じて金額が

動いていく点は共通です(後遺障害慰謝料でなく、障害慰謝料です)。

要は通院期間が長いほど慰謝料金額も高くなるということです。

 

ただ、いくら通院期間が長くても、例えば、1ヶ月に1回の通院を

6ヶ月継続したら6ヶ月分の慰謝料となるかというと、疑問が残ります。

そのような場合には、「通院が長期にわたる場合は、症状、治療内容、通院頻度をふまえ実通院日数の

3倍程度を慰謝料算定のための通院期間の目安とすることもある」と

されています。

例えば、6ヶ月で通院日数が10日であったとすると、10日×3=30日つまり

1ヶ月分の慰謝料とするということです。

ただ、どのような場合にこの基準によるかははっきりした基準があるわけでは

ないですし、ポイントは「目安とすることもある」という点です。

場合によっては保険会社から当然のように実通院日数の3倍とすると言われてしまう

こともありますが、それは当然とは限らないと言うことです。

ですから、もし保険会社の慰謝料の提示について疑問がある場合には是非ご相談して

頂ければと思います

【ブログ】相続財産管理人の仕事

2019-11-06

こんにちは。

これまでラグビーを見たことはありませんでしたが、今回のワールドカップで

にわかファンになりました。

事務所のある我孫子市にはNECのトップチームがあるということも知りました。

今後は応援をしていこうかなと思っています。

 

最近、改めて相続財産管理人の仕事に関わらさせて頂いています。

それほど件数のある仕事ではありませんが、今後、少子化が進んでいく中で、相続

問題、相続人がいない場合の相続財産管理人の仕事がお役に立てる機会はふえていく

のかなと考えています。

以前の相続財産管理人の仕事ではお墓の問題について考えさせられたこともありました。

お墓どうしたらいいのかなというのは自分自身も将来関わってくることでもあって、

関心を持っています。

 

さて、家庭では、二女が寝返りをして喜んでいたら、もう寝返りは当たり前になって、

何か一生懸命ずりばいしようとしているようにも見える様子が可愛いです。

成長するのはとても嬉しいのですが、いつまでもちっちゃい赤ちゃんを見ていたいとも

思ってしまったりもします。

【コラム】遺留分侵害請求権について

2019-09-18

こんにちは。
台風の被害が連日伝えられており、できる限り早い被災者の救済を祈っています。
さて、先日、紀州のドンファンの遺言に関するニュースがありましたが、こちらの
事務所でも同様に遺留分が問題になる事案は多数あります。
遺留分については最近の法改正で、遺留分侵害額請求権という金銭請求権と
なりました。
難しいことはこのブログには記載しませんが、要は、遺言作成の際に遺留分に
注意をしないと、配偶者や子らの相続人から遺留分侵害額請求をされて紛争化
する可能性があるということです。
これから遺言書作成をする場合も、既にある遺言書が原因で紛争になっている
場合でもご相談下さい。

私生活ではあいかわらず乗り物大好きな長女が、先日お客様から頂いた新幹線の
はやぶさのおもちゃに大喜びしてすっと遊んでいました。
長女を新幹線に乗せてあげたいのですが、最近はなかなかそのような機会はないまま
に過ごしています。

【ブログ】講演会のご参加ありがとうございます

2019-08-06

こんにちは。

しばらく更新をしていませんでしたが、その間に、少し古い話になってしまいますが、

7月7日に東葛市民後見人の会主催の相続法改正、後見制度等の講演会をさせて頂きました。

講演会というのは初めての経験でしたので緊張しましたが、何とか役割は果たせたかなと

思っております。

この講演会のために相続関係の勉強をし直したところ等は今後の実務の役にもたつと考えております。

 

私生活では最近、二女が誕生しました。

新生児の二女を見ていると、長女の新生児の時の記憶も改めて蘇ってきます。

新生児を抱っこしていると、なんて温かいのだろうというか、この気候の中、暑いくらい温かいです。

長女が赤ちゃん返りしないように周囲から色々アドバイスをもらったことを生かすように

努力はしているつもりですが、やっぱり色々頑張っているママはすごいというか感謝です。

私生活に幸せを感じつつ、仕事を頑張っていきたいと思います。

【お知らせ】7月7日 流山にて民法改正の講演会を行います

2019-06-21

こんにちは。

今週は成年後見の案件で、被後見人の方がいる施設等に出張したりしています。

また、長期間かかってしまった遺産分割協議の案件がようやく解決の見込みがたち

ほっとしています。

そのような家族法、相続法の分野は最近、民法が改正されました。

例えば、将来の相続法争い防止のためにお勧めしている遺言書については、自筆証書

遺言の方式が緩和されて全部を自書しなくてよくなりました。

具体的には財産目録については手書きではなく、パソコンでうったり、預貯金通帳の

写し等を添付する形式でも認められるようになりました。

この辺りを含めた家族法改正については7月7日に東葛市民後見人の会が主催する講演会

でお話する予定です。

日 時 2019年7月7日(日)
13時30分開演(開場:13時)
会 場 流山市生涯学習センター 1階 A101~103号室
流山市中110 交通 つくばエクスプレス 流山セントラルパーク駅 徒歩3分
参加費 200円

http://t-shimin-kouken.org/spread.html#spread271119

 

私生活では、娘がとつぜん、「もういたずらはしませんです。」と言ってきたのですが、

いたずらは全然とまりません。

パパがトイレに入っている間に、パパのスリッパをだぶだぶなのに履いてみたり、投げ飛ばしたり

しています。

【ブログ】離婚が子供に与える影響について

2019-06-14

こんにちは。

 

雨の日が増えていよいよ梅雨が近づいてきた感じもします。

仕事の方では、最近も離婚やそれに関わる子の問題で色々考えることが

あります。

これまでの仕事の中でそれなりの経験を積んできたつもりではいますが、

もっと離婚問題や男女のすれ違いの見識を深めようと思って、最近は

妻のトリセツ、女の期限の直し方などの男女の違いについて色々書かれている

本や、離婚で壊れる子どもたち、子供の脳を傷つける親たちといった本も読んでみました。

これまでの離婚における男性依頼者と女性依頼者の主張のかみあわなさの

理由を男女の違いという点から多少なりとも理解を深められたかなと思います。

 

離婚が子供に与える影響というのは、弁護士という仕事上、離婚成立後の

子供の状況というのは実際に目にすることはあまりなかったので非常に参考

になりました。また、離婚でなくても、子供との不適切な関係(マルトリートメント)

が実際に子供の脳の発達に影響があると知り、改めて、離婚の場面において

男女あるいは離婚を求める側か求められている側かを問わず、子供の健全な

成長のために出来ることを真剣に考える必要を感じました。

大人の事情で離婚に至ることは仕方がないとしても、子供に両親の葛藤を見せてしまう

ことの悪影響、子供への直接のDV的な言動はなくてもその目の前でそのような

場面を見せてしまうだけでも悪影響があること等をもっと当事者の方にも今後は

意識してもらえるようにしていこうと思っています。

 

さて、私生活では、先日娘が「もういたずらはしませんです。」と急に言ってきて

びっくりしたのですが、その翌日からもいたずらばっかりしています。

どうもパパがトイレに入っている間に、パパのスリッパを履いて歩き回ったり、

スリッパを放り投げたりすることが大好きなようです。

【ブログ】交通事故について思うこと

2019-05-24

こんにちは。

先日、滋賀県大津で大きな交通事故がありました。
何の落ち度もない保育園児が亡くなるという大変痛ましい事故で、
自分自身も幼い子供の親で、運転もするという立場ではとても
他人事とは思えず、色々と考えさせられました。
当事務所でも交通事故案件はいくつも扱っており、交通事故の悲惨さは
認識しているつもりですが、改めて車は怖い物だと感じました。
自分自身は以前から交差点の右折の時は、対抗右折車の影で対抗直進
車が見えにくかったり、対面信号が赤になってるのに直進してくる対向車
がいたりで、何回か危ないと感じた経験があって、そもそも右折は
苦手なのですが、運転する以上は右折するタイミングは必ずあるので
より一層注意するようにしようと考えています。

今年のGwは10連休で話題になりましたが、個人的には旅行に行くような
こともなく比較的地味に過ごしました。
ただ、一回、娘を連れて埼玉県の東松山動物園まで行って来ました。
東松山動物園にはコアラがいて、ちょうどコアラのモグモグタイムのタイミング
で活発に活動するコアラが見られ、娘もとても喜んでいて、良い時間を過ごす
ことが出来ました。
娘はコアラの大きな付け耳をつけて写真を撮りました。

【お知らせ】GW中の営業について

2019-05-01

こんにちは。

いよいよ令和の時代が始まりましたね。

 

さて、ゴールデンウィークですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、連休期間中の当事務所の営業時間についてお知らせ致します。

営業開始は5月7日(火)からとなります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

【ブログ】新元号が発表されましたね

2019-04-04

こんにちは。

先日、ついに令和という新元号が発表されました。

自分も仕事をしながらもどういう元号になるのかなと気にしていました。

令和というのを最初に聞いたときは???という気もしましたが、意味の

解説を聞いてみると、いい元号なのではないかと感じるようになりました。

自分のような昭和世代は一段と古い世代な感じがしてきますが、気持ちは若く、

勢力的に仕事をしていきたいと思います。

 

元号で言うと、最近は昭和やその前の大正の頃の歴史に少し興味があり、時間の

あるときに歴史本を読んだりしています。

娘の将来のためにも今後平和な時代が継続してほしいと思いつつ、昭和の時代は

何で日本が戦争に走って行ったのか?ということを知りたいという思いなのですが、

ちょっと本を読んだくらいでは分からないくらい複雑なので、まだ到底外に向かって

意見を発信できるレベルではありません。

 

ただ、あと10年くらいして、娘も色々歴史を勉強するような年頃になる頃までには

娘に色々教えてあげられる程度までには勉強しておきたいと考えています。

まだまだ無邪気に抱っこをせがんでくる娘を見ているとそんな日ははるか遠くのような

気もします。特に最近は飛行機になったつもりで、うつ伏せのままの抱っこをせがんで

くるので腕力の無いパパはなかなか大変です。

 

 

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