保険会社の提示額に納得出来ない方へ

１　保険会社の提示額に納得できないと思った場合

交通事故から一定期間が経過すると、多くの場合は保険会社から賠償額の提示がなされてきます。

その提示額が適切かどうかはよく分からないという方がほとんどでしょう。

よく分からないし、何だか思っていたよりも低い金額のように思われるけれど交通事故に詳しい保険会社の担当者が言うのからいいのだろうと思って示談に応じてしまう方もいると思います。

しかし、保険会社の提示する賠償額は、交通事故の専門家である弁護士から見て適切な基準（弁護士基準）よりもずっと低い金額であることも珍しくありません。

そして、一度示談に応じて署名してしまった後に、もう１回適切な金額での賠償を請求しても認めてもらうのは困難です。

保険会社の提示額に納得できない、あるいは少しでも疑問がある場合にはまずは弁護士にご相談下さい。

弁護士の話を聞き、弁護士の考える適切な基準を知った上でなお保険会社の提示額で示談しようと思うのであれば、それからでも遅くありません。

強制加入保険である自賠責保険による基準であり、金額としては３つの基準の中で最も低いものとなります。

任意保険会社で定めている基準であり、金額としては自賠責保険基準よりは高く、弁護士基準よりは低いものとなります。

過去の交通事故判例をもとに弁護士が裁判で損害賠償請求をした場合に認められるであろう金額の基準です。

金額としては３つの基準の中でもっとも高額になります。

交通事故の交渉案件を何件もこなしてきた保険会社の担当者に対して、初めて交通事故にあわれた方が十分な交渉を行うことはなかなか難しいものであり、精神的なストレスもたまりがちです。

弁護士にご依頼いただくことで、弁護士が保険会社の担当者との交渉を全面的に引き受けますので、交渉のストレスから解放されます。

弁護士は交通事故の専門的知識をもとに、弁護士基準での解決を目指しますので賠償額は上がることになります。

専門的知識を有する弁護士が交渉に入ること自体によって賠償額が上がることもあります。

弁護士は保険会社との任意交渉はもちろん、裁判を進めていくことも可能です。

弁護士に依頼をして頂くことによって、適切な賠償額の基準を知った上で、早期解決を目指すのか、それとも裁判での主張をしていくのか等の選択肢が増えます。

弁護士特約をご利用のご依頼者様の場合には弁護士費用は基本的には弁護士費用は保険会社負担であり、ご依頼者様自身の負担はありません。

弁護士特約を利用されていない方であっても、弁護士に依頼することによって上がる賠償額よりも弁護士費用の方が大きくなることはありませんので安心してご相談下さい。